Weekly Newsletter #75
ベイエリアは暖かい日が続いていまして、木曜は30℃を超えました。日本からの新任者のアパート探しサポートで外出が多かったためか、私はこんがりと黒く焼け上がりました。でも新任の彼はとても素敵なアパートを探し出すことが出来ました。新しい生活が始まるのはウキウキしますね。(私じゃないですがw)
昨日の土曜、家族でビーチに行ってきました。カルフォルニアの海水温は寒流の影響で低く、少し入っただけで体が芯まで冷え、直ぐにあがってしまいました。代わりにビーチで遊び、サンドイッチを食べ、昼寝をしたのですが、昨日で更に黒くなってしまいましたww
イーロン・マスクがTwitterの取締役会の役員に
イーロン・マスクがTwitterの株式の9.2%(30億ドル)を取得、Twitterの取締役会メンバー入り
3月26日に「Twitterは言論の自由の原則に従わなかった」とツイートし、独自SNSの設立が噂されていた
「言論の自由の絶対主義者」を自称するマスクの Twitrer入りにより、同社のコンテンツチェックやBan(アカウント凍結)の方針が変わる可能性も
イーロン・マスクがTwtterの株式の9.2%(30億ドル相当)を取得し、Twitterの取締役メンバーとなりました。創業者のジャックドーシーの出資比率が2%であり、来月にはボードメンバーから外れると言われていますので、ドーシーが去りマスクが入ってくることになるようです。イーロン・マスクは「言論の自由の絶対主義者」と自称し、昨今のTwitterによるコンテンツ規制やアカウント凍結を「言論の自由の原則に従わなかった」と非難していました。故に今後は、イーロン・マスクによる言論の自由ポリシーの変更がなされるのかもしれません。彼はTwitterアルゴリズムのオープンソース化も提案しており、この方針にも注目です。
米国宇宙軍がSpaceXのスターシップに熱視線
米宇宙軍とNASAがSpaceXのStarshipに期待を寄せている
SpaceXの低軌道衛星打ち上げ技術を活用、同社のスターシップを輸送船のように使い、乗組員と貨物を低軌道まで運び、その後に他の船で高軌道まで運ぶアイディアを検討
しかしSpaceXが環境保全(水関連の)のデータを出せず、軍との契約が延長されず、今後は不透明?
米国宇宙軍とNASAがSpaceXのスターシップに期待を寄せています。 SpaceXの低軌道衛星打ち上げ技術を使い、スターシップを輸送船のように使うアイディアが検討されているようです。SpaceXは一回の打ち上げで100メートルトン以上の貨物と乗組員を運ぶことができると述べていますので、貨物やクルーをSpaceXのスターシップで低軌道まで運び、その後に、他の機器(船)を使って高い軌道まで運ぶ、このような方法論が検討されているようです。
この期待は、米国空軍が「大容量の貨物と乗組員の輸送を研究する」研究を1億200万ドルでSpaceXと契約を締結している背景もあったようですが、最新のニュースで、SpaceXが環境保全(水関連の)のデータを出せずテキサスでの軍との契約が延長されないようだ、とのニュースが飛び込んできました。イーロンマスクはテキサスからフロリダに行く、と言っているようですが、成り行きに注目です。
Amazonで史上初の労働組合が発足
Amazonで史上初の労働組合が発足(New Yorkにて)
時給アップ(現在の時給18ドルを30ドルへ)、より長い休憩時間、有給休暇などを求める予定
従来から組合設立に反対していたAmazonは、異議申し立てを行う模様
今後、この労働組合の発足がNew York以外にも広がるかが焦点
Amazonで史上初の労働組合がNew Yorkで発足されました。組合は、現在の18ドルから30ドルへの時給アップ、より長い休憩時間、負傷時の有給取得、などを会社側に求めるようです。従来より、Amazonは組合設立に反対しており、組合リーダーを解雇し、労働コンサルタントに昨年400万ドルを費やし、反組合のWebサイトを作り、組合の欠点を強調してきました。Amazonは今回の組合設立に対し、異議申し立てを予定しているとのことです。
今後、労働組合の設立がNew York以外でも広がるのか、またスターバックスなどの他企業にも広がるのかが焦点です。
欧州の規制当局がマイクロソフトクラウドの反競争的商習慣をチェック
欧州の規制当局がマイクロソフトのクラウド商習慣をチェック - ライバルやパートナーへの反競争的な商習慣が無いか?
マイクロソフトの製品やサービスの利用が、「ライバル社のクラウドでは困難、Azureでは使いやすい」、このような不適切な商習慣が無いかをチェック
GAFAMに代表されるプラットフォーマーをゲートキーパーと呼称し、その影響力を制限する「デジタル市場法」に基づくアクション
欧州の規制当局がMicrosoftクラウドの慣行についての質問票を、ライバルとパートナーに送付したようです。欧州の「デジタル市場法」はGAFAMに代表されるデジタルプラットフォーム各社をゲートキーパーと呼び、独占的な立場を悪用したビジネスの規制を定めていますが、今回の質問票はこの法案に関連したアクションと見られます。具体的には、Microsoftのソフトやサービスが「Azureでは使いやすいが、ライバルクラウド上では使いにくい」、このようなプラットフォーマーの立場を悪用するようなケースが無いかをチェックしている模様です。
Microsoftは他プラットフォーマー(Google、Apple、Facebook、Amazon)と比べると、規制当局とは上手くやっていたように見えていたのですが、少しづつ、風向きも変わってきたのかもしれません。
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