おはようございます。Marvinです。みなさん、災害避難用のグッズは準備されていますか?私は何となく買い揃えていたのですが、すぐに持ち出せるようにしてなかったなぁ・・と反省をしていました。というのも、先週に私の住んでいるカリフォルニア州でマグニチュード7.0の大きな地震がありました。この地震により、カリフォルニア州とオレゴン州の海岸沿い約500マイル(805キロ)にわたって、約1時間にわたり津波警報が発令されました。
幸いにも大きな被害は報告されず、私の住む地域も揺れを感じることはありませんでした。それでも、スマートフォンのアラート音が鳴り響き、画面に表示された「TSUNAMI」の文字に驚きました。初めは何かの訓練かテストかと思っていましたが、ラジオでも避難指示が出ていたので、そこで初めて状況を理解できました。ちなみに、「津波」は英語でも「TSUNAMI」と表記されるんですね。
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英国スタートアップ「世界初」のAIディープフェイク検出ブラウザを発表
ディープフェイクの脅威に立ち向かう希望のツールになるか!?
最大98%の精度でオンラインで対話している相手が実在する人物か否かを判定
本当に世界初なのかはさておき・・・英国スタートアップSurf SecurityがAIディープフェイク検出ブラウザ(ベータ版)を発表し、注目を浴びています。同社はロンドンを拠点とするサイバーセキュリティ企業で、同ツールには「軍事レベルのニューラルネットワーク技術」が活用されており、多言語や異なるアクセントにも対応、最大98%の精度でオンラインで対話している相手が実在する人物かAIによる偽物かを判定できるそうです。オンライン動画やWhatsApp、Slack、Zoom、Google Meetなどのコミュニケーションソフトでも利用可能で、録音された音声やライブ音声をボタン一つで検証でき、結果はわずか2秒以内に表示されるそうです。
昭和だと言われてしまうかもしれませんが、ここは原点に返って、対面でのコミュニケーションを重視するのがいいのかもしれません。
Source:UK startup launches ‘world’s first’ AI deepfake-detecting browser
AMD、AI時代のリーダーとしての進化
「技術力あるが影の薄い企業」の評価は今や昔
市場価値は2,200億ドルに達し、Intelを大きく上回るまでに成長
「Intel 入ってる」のキャッチコピーと共にIntelのCPUが流行り始めたのがもう30年も前の話・・・。そのIntelは最近は悲しいニュースで世間を騒がせている今日この頃ですが、かつてIntelの陰に隠れていたAMDが、今では『業界をリードする存在』と言われています。リサ・スー氏が2014年にAMDのCEOに就任した際は、同社は業績不振に陥っておりましたが、同氏の手腕により、同社は2014年の売上高55億ドルから、2024年には約5倍となる275億ドル規模の企業に成長、市場価値は2,200億ドルに達し、Intelを大きく上回るまでになりました。そんな勢いのある同氏のインタビュー記事が、Bloombergに掲載されていたので是非ともご覧ください。
Source:AMD CEO Lisa Su Is Ready for the AI Spotlight Intel CEO
スー氏は、AIを「これまでのキャリアで最も変革的な技術」と呼び、AMDのAIチップ市場への参入を積極的に進めており、AI市場の拡大予測として、2028年には市場規模が5,000億ドルに達すると予測。NVIDIAは既に市場価値では世界最大の企業にまで成長し、大きな大きな相手であることは間違いありませんが、AMDがどの様に戦っていくのか今後も目が離せないですね。
ちなみに、スー氏はNVIDIAの創業者兼CEOのジェンスン・フアン氏の遠戚にあたるそうです。へー。
AT&Tは2029年までに従来の固定電話を廃止する
米国AT&Tが2029年までに従来の固定電話サービスを米国全土で廃止へ
ワイヤレスネットワークや衛星通信に移行へ
「あのー・・・、〇〇さんいらっしゃいますか?」そんなドキドキしながら固定電話に電話していたのは、もう化石みたいな話なんでしょうね。最近では、私の生活している周りでも企業の固定電話もAIによる自動音声?対話?を採用しているところが増えてきている気がします。会員番号や簡単な要件を音声で伝えるのですが、私の英語の発音が悪くて認識してもらえないことも多々・・・。
先日、米国のキャリア大手AT&Tが2029年までに従来の固定電話(銅線ネットワーク)サービスを米国全土で廃止する計画を発表しました。但し、カリフォルニア州は同州の公共事業委員会が、農村部の住民への影響を懸念し、銅線廃止計画を拒否し、対象外となっています。廃止の背景としては、下記が挙げられているようです。
AT&Tはより高速な光ファイバー網の構築を優先しており、古い銅線ネットワークからの撤退を計画。
銅線ネットワークは約70年の歴史があるが、現在では全住宅顧客の5%しか使用していない。
銅線の維持費用が高く、停電や洪水に弱い。
また、銅は再利用価値が高いため、盗難事件が増加している・・・これも廃止を急ぐ理由の一つだそうです。なんか米国らしいですね。
今後、AT&Tは顧客に音声通話や緊急通報(911)のアクセスを維持することを約束した上で、ワイヤレスネットワークや衛星通信に移行させる計画しているそうです。
Source:AT&T to Retire Traditional Landlines by 2029 (Except in This State)
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今回は取り上げなかったけれど面白かったニュース