Weekly newsletter #4
今週はアメリカ大統領選一色といった感じでしたが、しばらく決着もつかず、決着がついても駄々をこねる子供のように法廷闘争を始めるという様相です。単に大人気ない対応と片付けるべきなのか、不正の有無に対して正しく判断できる「Fact」を我々は本当に持っているのだろうかと考えてしまいます。同じ討論会を見ていても、共和党と民主党の支持者によって、それぞれ全く違う見解がTwitterやFacebookには溢れていました。メディアについても、リベラルなCNNと保守系のFOXニュースでは、報道内容は大きく異っています。情報が溢れる現代において、表面的な情報だけを鵜呑みにすることなく、情報を取捨選択し、その本質を見極めたうえで、しっかりと自らの見解を示せるようにならなければと改めて思うのでした。
ということで、ここで取り上げるニュースは皆さん自身の見極める力で、判断、消化して頂けますようお願いします。そして、♡イイね や コメントをお待ちしております。
GAFAの 3Q(7-9月期)決算はAppleを除き、いずれも増収増益
Amazonはeコマース需要拡大で引き続き絶好調。Googleの広告収入は検索だけなくYouTubeが好調。Facebookは多くの広告主からのボイコットがあったにも関わらず収益は増加。AppleはiPhone12の発売が当初の9月予定から遅延したことが影響した模様。
https://gigazine.net/amp/en/20201030-apple-google-amazon-facebook-revenue
オレゴン州はハードドラッグの所持を非犯罪化する州になります
大統領選と同時に様々な法案に関する投票が各州で行われています。そのうち、マリファナの合法化を問う法案で、新たに4つの州で合法化が可決。さらにオレゴン州では、なんとヘロイン、コカイン、LSDまでも少量の所持であれば、逮捕されないことになった。合法化することで犯罪組織を縮退させたり、依存者を救済しやすくなるなど何らかの効果があるのだろうが、各州で合法化に向かう背景をもう少し理解する必要がありそうだ。
AppleとSonyは、PodcasterのWonderyの買収を検討中
日本では少しイメージしにくいかもしれないが、米国ではPodcastがかなり盛り上がっています。音楽配信のSpotifyも近年多くのPodcast関連企業を買収しているし、オリジナル番組(ラジオドラマみたいなもの)がテレビ番組や映画化されることも増えている。YouTuberがPodcastを始めたりと、映像コンテンツだけでなく、今後は音声コンテンツにも注目です。
Walmartは商品棚の在庫管理ロボットの利用契約を終了
Walmartは、コンピュータビジョンを使って商品棚の在庫状況を確認するBossaNovaRobotics社のロボットを500店舗以上に導入していたが、契約を終了する。COVID-19の影響により、スーパーの実店舗よりもオンラインでの買い物が増加するなど、店舗の合理化も背景にあるようだ。
生きているかのようにあなたを見つめる次世代のディズニー・アニマトロニクスをご紹介します
ディズニーランドのアトラクションで見るリアルに動くロボット達。あれがさらに進化して、センサーで人を識別し、視線を合わせるような動きをする。まるで生きているかのような視線や繊細な挙動を見せる。これが二足歩行で自然に歩きだすようになるとさすがに不気味な気がする。
YCombinatorのスタートアップスクールが将来起業したい人のための新しいコースを開設
シリコンバレーで最も有名なスタートアップアクセラレーターであるYCombinatorが、現在起業しようとしている人だけでなく、いつか起業したいと考えている人向けに門戸を開く。起業に対するハードルは低いアメリカですが、混沌とした時代だからこそ、さらに起業機会の裾野を広げていくのでしょう。