昨年、2020年のカリフォルニア州の森林火災における焼失面積は420万エーカー(東京都の6倍以上の面積)で過去最大の被害となりました。9月には写真(上)のように火災の煙や灰の影響で、ベイエリア一帯の空がオレンジ色に染まりました。なぜ今この話を持ち出すかと言うと、冬の時期は本来雨季なので、雨の日がそれなりに多いのですが、今年はほとんど雨が降っておらず、カリフォルニアの観測史上3番目に乾燥した雨季だったのです。さらに、カリフォルニアが使う水の 3分の2 を供給するというシエラネバダ山脈の積雪量が過去平均値の59%程度しかないという低い記録を観測しています。つまり、2021年も夏から秋にかけて大きな森林火災の被害に見舞われるかもしれないと言うことです。
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Weekly newsletter #25
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昨年、2020年のカリフォルニア州の森林火災における焼失面積は420万エーカー(東京都の6倍以上の面積)で過去最大の被害となりました。9月には写真(上)のように火災の煙や灰の影響で、ベイエリア一帯の空がオレンジ色に染まりました。なぜ今この話を持ち出すかと言うと、冬の時期は本来雨季なので、雨の日がそれなりに多いのですが、今年はほとんど雨が降っておらず、カリフォルニアの観測史上3番目に乾燥した雨季だったのです。さらに、カリフォルニアが使う水の 3分の2 を供給するというシエラネバダ山脈の積雪量が過去平均値の59%程度しかないという低い記録を観測しています。つまり、2021年も夏から秋にかけて大きな森林火災の被害に見舞われるかもしれないと言うことです。