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冒頭の薬物過剰摂取の話ですが、オピオイドは中毒性が高く危険な鎮静剤として20年近く認識されており、米国内の数十万人に深刻な被害をもたらしたとして、各州から訴訟を起こされていました。そして、今週ジョンソン&ジョンソンと医薬品卸売企業3社は、260億ドルの和解金を支払うことになりました。

https://www.nytimes.com/2021/07/21/health/opioids-distributors-settlement.html

また、中毒性は低いと偽って販売促進に加担したコンサル会社のマッキンゼーも2月に6億ドルの和解金を支払っていました。

https://www.nytimes.com/2021/02/03/business/mckinsey-opioids-settlement.html

あのプリンスの死因もオピオドの過剰摂取だったそうです。知らなかった。。

https://rollingstonejapan.com/articles/detail/25832?n=2&e=26065

売上を優先した製薬会社と卸売会社が違法市場に流す医師との癒着などが、被害をさらに拡大させたようです。この問題を題材にしたノンフィクション本があったのでご紹介しておきます。

「DOPESICK〜アメリカを蝕むオピオイド危機〜」

https://www.amazon.co.jp/dp/B088TT2CYD/

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