Weekly Newsletter #180
Uber, インド・エジプト発の通勤シャトル、アメリカ上陸 / 齢90歳、念願の宇宙へのチケットをGet / 元Cruise CEO Kyle Vogt、製品なしで1億5000万ドルの資金調達に成功
おはようございます。Marvinです。私の住んでいるエリアでは、天気の良い日が続いており、昼間は25~30度くらいまで気温が上がります。カラッとした空気で外を出歩くには気持ちの良い気候です。トップのページの写真は週末に散歩した後に立ち寄ったカフェで撮影したものです。米国は日本と違い、飲み物の自販機がほとんどないため、水筒を持ち歩くかお店で調達するしかありません。そのためか、片手にコーヒー or 大きな水筒を持ち歩く人を多く見かけます。
さぁ、今週もちょっと気になったニュースを共有させていただきます。あっ、是非とも過去の記事も見てください~
Uber:インド・エジプト発の通勤シャトル、アメリカ上陸
インドとエジプトで開発したシャトルサービスを今夏に米国市場向けに特定の米国都市でサービスを開始予定。
コンサートやスポーツイベント、空港送迎を対象とし、Live Nationやマイアミのハードロックスタジアムと提携。
利用者は事前に座席を予約でき、価格はUberXよりも低く、サージプライシング(変動制料金)は適用されない。
米国のライドシェアサービスの大手Uberが、先日ニューヨーク市で開催されたGo-Getイベントで、インドとエジプトで開発した通勤者向けのシャトルサービスを今年の夏に特定の米国都市で開始し、コンサートやスポーツイベント、空港送迎に対応すると発表しました。Uberシャトルは地元のフリートプロバイダー(バスやバンなどの複数の商用車両を所有・運行する企業)と提携し、商業運転免許を持つ運転手によるバスやバンが運行されるそうです。出張で米国を訪れた際に利用された経験のある方も多いかと思いますが、米国内ではすっかり定着しており、なくてはならない交通手段になっています。一方で、大きなイベントがあると、その周辺地域ではUberを含めたライドシェアサービスがなかなか捕まらないケースもあります。このサービスは、そういった問題を解消するための良いソリューションになるかもしれませんね。
齢90歳、念願の宇宙へ!!約11分の無重力を体験する
1960年代に初の黒人宇宙飛行士候補として注目を浴びるも最終的にNASAに選ばれることはなく、その後、黒人歴史をテーマにした有名な彫刻家として活動
ブルーオリジンの最新の宇宙フライトに参加し、最年長の宇宙飛行者となります。フライトは約11分間で、カルマンラインを超えて無重力を体験する。
みなさんは年齢を理由に挑戦を諦めたことはありませんか?私はたくさんあります。この素晴らしい挑戦の主人公は、エド・ドワイト氏という、1960年代に初の黒人宇宙飛行士候補として注目を浴びた方です。残念ながら最終的にNASAに選ばれることはなく、後に黒人歴史をテーマにした彫刻家として成功しました。現在90歳の彼は、ブルーオリジン社のフライトでついに宇宙に飛ぶ機会を得ることになりました。今夏に11分間の宇宙飛行を予定しており、この挑戦が成功すればドワイト氏はもちろん最年長の宇宙飛行者となります。未知の領域やハードルの高い課題に直面したときに「やらない理由」を探してしまうのが人間の性ではないでしょうか。今年はとりあえずこの弛んだおなかを十代の頃に戻すことに挑戦します…。
元Cruise CEO Kyle Vogt、新たな「ボット企業」を立ち上げ、製品なしで1億5000万ドルの資金調達に成功
家庭の雑事を行うロボットを開発する「Bot Company」を立ち上げ、まだ具体的な製品を持っていないにもかかわらず、1億5000万ドルの資金を調達。
Justin.TV(後にTwitchとしてAmazonに9億7千万ドルで売却)とSocialCam(オートデスクに6千万ドルで売却)を共同設立した実績が投資家からの信頼を得る。
信用・信頼が一番の武器なのかもしれません。元CruiseのCEO Kyle Vogtが新たなベンチャー「Bot Company」向けに1億5000万ドルを調達しました。この企業は家庭の雑事を行うロボットの開発を行います。同氏は自動運転車企業Cruiseを運営していましたが、問題を引き起こし辞任しています。Cruiseは120億ドルのベンチャーキャピタル資金やゼネラルモーターズによる10億ドルの買収によって支えられていましたが、現在は事業停止中で、約1000人の従業員を解雇し、数十億ドルの損失を出しており、客観的に見れば成功者とは思えない気がするのですが…私のような凡人には理解できません。しかし、にもかかわらず多額の資金を調達しています。Forbesによると、この会社はすでに5億5千万ドルの評価を受けているようです。過去に一緒に仕事をしたビジネスパートナーや従業員たちはどんな想いなんですかね。
今回は取り上げなかったけれど面白かったニュースと上記関連ニュース
日本からUSに戻って1週間ほど経つのですが、時差ボケが治らず夜中に目覚めて明け方まで眠れない日々が続いております。良いTipsがあれば教えてください~。